caoco’s blog ☆保育士のブログ☆

保育士として働いていての体験談や感じていることをメインに書いています。

担任発表のとき、ドキドキする。

保育園で働いている保育士のみなさん、『担任発表』のフレーズにドキドキしませんか。私は毎年、ドキドキしていました。何回、味わっても慣れない感覚でした。

 

担任発表。

 

クラスと担任名が書かれた紙が配布されるのですが、私は合格発表を見る時のように、ドキドキしていました。

 

なぜなら、新たな1年の仕事量や精神的負担度などがその紙1枚で予想できるからです。

 

特に私は、クラスよりも『誰と組むか』が重大でした。そう。一緒にクラス担任になる人が誰なのか。先輩なのか、後輩なのか。幼児組でひとり担任の場合、幼児組の他クラスの担任は誰なのか。フリーとしてクラスをサポートしてくれる人は誰なのか。

 

保育士の仕事はチームワークが大切です。

 

保育観が近い人とは阿吽の呼吸でとても良い雰囲気で仕事ができますが、保育観が違う人とは、まず擦り合わせや話し合いが必要になってきます。

分かりあえず、話し合うこともできず険悪な空気になることもあります。先輩と保育観が合わない場合、我慢して保育をすることもありました。後輩と組む時は、後輩の考えを汲み取る配慮も必要です。

(保育園全体が一貫とした保育観を持って保育をすれば、保育観の相違に悩まされることはないのですが…)

 

子ども達との関係を築きクラスをよい雰囲気にしていくのも、職員間の人間関係も、保護者との関係も、1からスタート。

 

その前段階の、一番最初の心の準備になるのが担任発表なのです。

 

担任発表されてから保護者の方々に発表されるまでの日々は、腹を括り、『よし。やるぞ!』と気持ちを高める期間、と私は捉えていました。

 

担任発表がある3月は、保育士が一喜一憂する時期。

 

自分の希望のクラス担任になれなかったとしても、ちょっと苦手な人と同じクラスの担任になったとしても、はじめて年長組の担任になったとしても、この1年辛くなりそうだな…と思っても、1年後には経験値が確実に上がります。

 

自分の保育士としての成長と思い、人間力を高めるチャンスと思い、1年を乗りきってください。

応援しています。

 

追伸 :

 どうしても辛かったら、辛いと言っていいのですよ。

 

 

 

 

子どもの発熱時の対応、どうしてますか。

保育園で勤務していると、日常的にあること。

「○○ちゃん、熱が出ました。」

 

保育園は基本、37.5℃以上の熱が出た時には、保護者に電話連絡をします。電話の内容は、

子どもの熱(何度あるか)・子どもの様子(ぐったりしてる・元気があるないなど)。そして、すぐに迎えに来て欲しい。

 

なぜ、迎えに来てほしいのか。それは

体調不良悪化を防ぐため・感染する風邪の感染拡大を防ぐため、です。

 

子どもが発熱した。体調不良悪化を防ぐため・感染する風邪の感染拡大を防ぐために集団から離れて個別対応をすることが望ましい。

そんな状況の時、誰が発熱した子を見るのか問題が勃発します。

 

私が勤務していた保育園では、熱が出た子どもの対応は様々でした。

 

A園:職員室にベッドがあり、園長か主任が子どもをみる。看護師は0歳児クラスに入っているため、子どもの熱の把握と視診、経過観察を行う。

 

B園:クラス担任が保育中に保育室でみる。

看護師は0歳児クラスに入っている。主任もクラス担任をもっている。担任は保育中のため、園長に子どもを見てほしいとお願いするも『私になんでも擦り付けないで。』『自分のクラスの子は、責任持って担任がみて。』

※最低な園長です。→あくまでも私の見解です。

 

さて、16時以降に子どもが発熱した場合、どうしましょう。保護者がお迎えに来るまでの間、誰がみるのでしょう。

 

A園:職員室にあるベッドで安静にして、園長か主任が保護者のお迎えを待つ。

 

B園:担任が早番で16時までの勤務でも園に残り、保護者のお迎えを待つ。担任は定時で帰りたいため、遅番職員に頼み、遅番の保育が行われる保育室の端に布団を敷き、他の子ども達と一緒にみる。など、その時々で対応はバラバラ。園長は我関せず。

 

子どもの発熱時の対応について、保育園の信念や考え、マニュアル的なものがないと、担任の先生は混乱したり、定時で帰りたい保育士と保育中の保育士による、発熱した子どもの擦り付け合いが起こるのです。

 

看護師さんはどうしてるの?

保育園で働く看護師さんは0歳児のクラス担任になっていたり、0歳児クラスのお手伝いに入ることが多く、子どもの発熱や怪我などが起きるとバタバタと動きまわることになります。また勤務時間によっては、看護師不在の時間があります。

 

園長先生に任せっきりでいいの?

最低な園長の言い分も少し分かります。

A保育園での出来事です。職員室で熱を出している子どもが安静にしている横で園長先生がみているにも関わらず、担任が『お先に失礼しま〜す。』と言って帰っていく姿を見たことがあります。園長先生はため息をついていました。

 

熱をだしている子に対してではなく、担任なのに我関せずで帰っていく保育士に対してのため息です。

 

聞いた話ですが、熱を出している子どもに対して『○○ちゃんが帰らないと、先生帰れないの。』と言う保育士がいるとか…。このエピソードもため息がでます。。

 

担任が残るべき・園長や主任がみるべき・看護師がみるべき・とは思いません。その時々で状況が違うからです。

(でも、最終的には保育園の責任者である園長がみることになるのでしょうね。)

 

保育園は限られた職員数でまわしているため、熱を出した子どもに1対1で対応できる職員がいない時があります。16時以降は、勤務時間が終わり職員数が減っていくので、なおさらです。

 

だからこそ、チームワークが大切と思うのです。声を掛け合って、協力し合って、子どもが安静にできる環境を作る。園長・主任・看護師・担任・他クラスの職員も自分のことと捉えて、協力し合う。我関せずはなし!

 

自分のクラスの子どもが16時以降に発熱し、どうしても定時で帰らなくてはいけない時は、園長・主任・同僚に相談し、しっかりとお願いする。帰る際には『○○ちゃんをお願いします。』とひと声掛ける。そして、残ることができる時は『私がみます。』と申し出る。お互いさまの精神で助け合う。

 

これが私の理想です。

 

発熱した子どもが、たらい回しにならないように。

発熱した子どもが、安心して休息することができるように。

発熱した子どもに、保護者が迎えに来るまでの間、より添えられるように。

 

子どもの発熱時の対応、保育園内でしっかりと話し合ってはいかがでしょうか。

 

 

 

 

保育園の保護者会。なにする?なにはなす?

保育園では年に2〜3回、保護者会(懇談会)があります。保育士のみなさん、保護者会にプレッシャーを感じていませんか?

 

保護者会で何を話そう。何をしよう。

 

保育園で保育士をしていた頃の私は、保護者会では保護者の方に何を伝えたいか、どんな気持ちで参加してもらいたいかを考えていました。

 

平日夕方開催の場合。

保護者の方は仕事を早めに切り上げて参加していて、いつもより帰宅が遅くなる。その後、家事育児が待っている。

土曜日開催の場合。

せっかくの貴重なお休みの時間を割いて参加している。

 

だから…

保護者の方には充実した時間を過ごしてほしい。

スッキリした!楽しかった!ためになった!という良い気持ちになって帰ってほしい。

 

そして、お母さんの立場に立って想像してみました。

私がお母さんだったら…、一番に聞きたいことは、子どもがどのように保育園で過ごしているのか。子育ての相談もしたい。

 

保護者会を何回も開催していると見えてきたものもあります。

 

保護者の方々は話したがっている!

 

働く保護者の方々は、日々の子育てのことを話す時間も機会もなく、忙しくしています。ゆっくりと話すことが少なくなっているのです。

 

私の思い・保護者の方々の立場に立って想像したこと・保護者会開催を通して見えてきたものを考慮して、保護者会の計画を立てました。

 

【私の保護者会プログラム】

①クラス(子ども達)の毎日の様子

→子ども達の様子を伝えることで、安心してもらえます!

 

②成長発達の特徴

※2歳児クラスだったら2歳児の成長発達について。

4歳児クラスだったら4歳児の成長発達について。

→一見、困った行動に感じることも、成長には大切な行動だったりします。この成長発達についてお伝えすることで、我が子と照らし合わせて、正しい向き合い方を知る機会が作れます。

 

③子育て相談

※事前にアンケート用紙を配ります。

→家庭での悩み相談に対しては、保育士からの回答と同時に、保護者の方々からも一言もらうようにします。

同じ悩みを持っていたり、兄弟(兄、姉)の経験談を話してくれたり、工夫しているやり方を話してくれたり。同じアドバイスでも、保育士が話すよりも保護者の方が話すほうが心に響いている時があります。

 

④保育園からのお願い

→クラス運営や行事開催をスムーズに行うためには、保護者の方々の協力が必要です。なぜ、このようなお願いをするのか丁寧に説明しながらお願いします。

 

⑤懇談・懇親(一番最後に行います。)

→保護者の方々に仲良くなってもらう時間です!

働いている保護者の方々は保護者同士の繋がりが少なかったりします。「仲良くなってつるむ」というよりも、「気の合う人・共感できる人・気軽に話せる人との出会いの場になれば」という思いです。特に0歳児クラスや1歳児クラスの子育てはじめて、保育園はじめての保護者の方々の交流の場にしてほしいのです。

 

そして何より、この時間が一番楽しい!ちょっとだけプライベートな話をするだけで親近感が湧きます。

また、自分の話をして相手の話を聞くことで心の距離を縮められて、保育に対してちょっとでも疑問や不安があったら気軽に声を掛けてもらいやすくなるのです。

※距離が縮まっても、友達みたいになってはいけません。保護者と保育士の関係は崩さずに信頼関係を築くのです。

 

懇談・懇親では話す内容はテーマを決めます。

○ストレス発散法は?

○好きな芸能人は?

○得意料理は?

○生まれ変わったら何になりたい?

○宝くじ3億円当たったらどうする?

などなど。

※話しにくい重たい内容のもの、プライベートに入り込みすぎる内容は避けてください。

テーマについて一番最初に話すのは私です!保護者の方々の緊張を解くためです。

とても盛り上がり、保護者会が終わる時には保護者の方々の表情はとても柔らかくなります。保護者会、楽しかったです!という言葉を頂くこともありました!

 

以上が、私の立てた保護者会計画です。

ずっとこの計画でやっていました。

 

保護者会の内容に悩んでいる保育士さん。

ぜひ、参考にしてくださいね!

 

 

給食(好き嫌い)のこと。保育園・幼児編

私は子どもの時の記憶を覚えています。部分的ではありますが、詳細に、その時の気持ちも覚えていたりします。

なので、子ども達の気持ちが、なんとなくですが、『今、こう思ってるかな?』と予測できたり、想像できたり、分かったりします。

 

でも、子ども達のことで分からないことがひとつ。

それは、食べ物の好き嫌い。

 

私は食べ物の好き嫌いがなく、小さい頃からなんでもおいしく食べることができました。だから、子ども達の『食べたくない。味が嫌い。食感がいや。匂いや見た目がいや。』と言って食べられない気持が分からないのです!

 

保育園で保育士をしていると、子ども達と一緒に給食を食べます。一緒に食べていて好き嫌いがある子がいると『こんなにおいしいのに…』と思うのです。

 

食べ物の好き嫌い。

 

ひと昔前の保育現場や小学校では『残さず食べなさい』の考え方が主流だったと思います。

 

私が20代の頃、先輩保育士さん達は躍起になって子ども達に好き嫌いなく食べさせようとしていました。あまりにも強制的に食べさせようとする先輩保育士さんに見かねた私は、先輩保育士さんが見ていない隙に、こっそり食事を終わりにして、さっさと残飯や食器を給食室に片付けちゃったこともあります。

 

食事は生きるために必要な行為。その毎日繰り返される生きるために必要な行為が、苦痛になってはいけないのです。楽しいのが一番なのです。

 

私は食べることが好きで食べることの楽しさや喜びを知っているので、子ども達にも食べることの楽しさを伝えたい。そう思いながら保育をしていました。

 

はじめてひとり担任(4歳児クラス担任)になった時、先輩保育士さんの目を気にせず、自分のやってみたい保育ができるようになりました。

 

やってみたい保育ができるチャンス到来!

 

『好き嫌いのある子の食事への対応は、こんなふうにやってみたい』と思っていた保育をやってみることにしました。

 

 

○自己申告制 : 苦手な物はいただきますを言う前に、自分で減らして欲しいことを伝える。

『全部食べられた。お皿がきれいになった。』という嬉しさを感じてほしくことをねらいにしました。

 

○苦手な物もひと口食べてみる(大きさ、量は子どもが決める)

味って慣れだと思っています。少しずつ食べることで食べられるようになる食べ物もあります。食わず嫌いには、この『ひと口食べてみる』はとても効果的です!

量は子ども自身が決めるので、『(米粒くらい)小さくして!』と言う子もいますが、食べてみることが大事なので、それでもOK。好き嫌いのある子が抵抗感を感じないように配慮しました。どうしても食べられない子は、もちろん食べなくてOKです。

 

○自己申告して減らしたべ物は、食べたい子がおかわりとして食べる(食べてみたらおいしかった。やっぱり全部食べる!もOK)

残飯が多くなるのは気が引けるものです。様々な人の手で作られ、めぐりめぐって給食になって目の前に配膳された食材。残すのは、本当に申し訳ない…。それなら、食べたい子に食べてもらおうという考えでした。前もって減らした食べ物ですから、衛生的にもきれいです。

自分が苦手で残した食べ物を友達がおいしいと言ってモリモリ食べている…。残した子にとっては、その食材に興味を持つきっかけになっていました。

 

○自己申告したのに食べられない場合、残してOK。

食べられないものは食べられない。仕方のないことです。

 

○友達と楽しく食べる

友達と会話を楽しみながら食事をすることも伝えていきました。私も子ども達の食事の輪に入り『おいしい!おいしい!』と言いながら食べるようにしました。

楽しくなりすぎて、お行儀が悪くなったりしないよう気をつけて、食事のマナーも伝えるようにしました。

 

○カフェにいるような素敵な音楽をかける

これは私の遊び心です。。すみません(苦笑)

でも、子ども達は『今日はどんな音楽にするの?』と言って楽しみにしてくれていたようです。

 

この保育を通して、給食の環境がとてもよくなったと感じています。苦手なものが食べられるようになった子はいますが、何よりも子ども達が給食を楽しみにする姿が見られるようになったことが、とても嬉しかったです。

 

 

 

※でも、このやり方は幼児組の子ども達向け。乳児組の子ども達や療育センターに通う子ども達には、違うやり方をしたほうがいいです。

 

 

保育士って早食いになっちゃう?!

私は保育園の給食が大好きです。

栄養士さんが栄養バランスを考えて献立を立ててくれて、栄養士さんと調理師さんがおいしく調理をしてくれる給食。

私が勤めていた保育園は給食がおいしい園ばかりだったので、ラッキーでした!

 

その給食ですが、2歳児クラスくらいからは子ども達と一緒に食べます。

 

食事の補助やこぼした時は後片付け、食事中のオムツ交換(しかも、うんち!)や、食事中にトイレに行きたいと言い出す子がいれば、食べたくないと言って食べない子の対応をしながら食べるので、どこに入ったか分からないくらい詰め込んで食べることがあります。

そんな毎日を過ごしているうちに早食いになってしまいました。

 

年長組の担任だった時のこと。

その日の給食はシチューでした。子ども達が食べはじめたのを見届けてしばらくしてから、私も子ども達と一緒に食べはじめました。

シチューがとてもおいしくて、食が進む。進む!

 

男の子が『おかわり!』と言った時には、私も食べ終わっていて『先生もおかわりしようかな♡』と言うと、男の子はびっくり顔。

『えっ?先生いつ食べたの?もう食べたの?』

 

子どもに言われるとなんだかちょっと恥ずかしい…。

 

お恥ずかし話ですが、初デートでランチをした時に男性に『早食いですね』と言われたこともあります(苦笑)

 

早食い。。気をつけないと!それからは、ゆっくり食べるように心掛けるようになりました。

 

追伸:

栄養士さん、調理師さん。

いつもおいしい給食、ありがとうございます。

 

 

 

 

絵本の読み聞かせが、好き。

私は絵本の読み聞かせが好きです。

絵本、大好き。

 

絵本を読んでいる時の子ども達の表情、見たことがありますか?

絵本を読んでいる時の子ども達の表情はさまざまで、とても面白いです。

 

目をキラキラさせて見ている子、はっ!とした顔して絵本の世界にどっぷり入っている様子の子、上の空な子、内容が難しいのか話がよく分かってなさそうな子…などなど。

 

保育園で保育士をしていた時の絵本エピソード。

 

絵本『ドアがあいて』

おもちゃの病院。壊れたおもちゃが次々に部屋に入っていっては、元気になって出てくる。いよいよ、僕の番…。ドアがあいたら…、ってお話です。

 

2歳児クラスの子ども達に読み聞かせしたら、男の子が息をのみながら見ている様子でした。最後、ドアが開いたら…のページになると、男の子のホッとした表情をしていました。

病院の待合室にいる自分と重ね合わせたのではないでしょうか。とてもかわいい姿でした!

 

『ちょっとだけ』

赤ちゃんが生まれてお姉さんになった女の子の話です。赤ちゃんがおうちにきてからお母さんはとても忙しそう。お姉さんになった女の子は頑張っていろいろとやろうとしますが、お母さんに甘えたい気持ちが…。って話です。

 

4歳児クラスの子ども達に読み聞かせをしたら、涙ぐむ女の子。絵本の世界に入り込んだのか、主人公の女の子の気持ちが共感できたのか、自分と重ね合わせたのか…。女の子の涙の意味は探ろうとはしませんでしたが、私まで涙がでそうになりました。

 

『だるまさんが』(だるまさんシリーズ)

乳児組の子ども達に大人気の絵本です。療育センターで勤めていた時の療育センターに通う子ども達にも大人気の絵本。

 

この絵本を読み出すと泣いている子もピタリと泣き止み、条件反射のようにだるまさんと一緒に体を左右に揺らします。絵本の偉力すごい!

このだるまさん、子ども達にはどのように見えているのでしょう。

 

ほかにも絵本の読み聞かせをしていてのエピソードはいっぱいあります!子ども達の表情を見ていると、とても面白くてかわいらしくて抱きしめたくなるくらいです。

 

子どもにとって絵本はいろいろな感情を味わえ、感受性を豊かにするものです。丁寧に読み聞かせをしてあげたい。

 

絵本の読み聞かせは難しくありません。

丁寧に優しく語りかけるように読めばいいだけですから!

 

子ども達にいっぱい、いっぱい、絵本の読み聞かせをしてあげたい!!今でもその気持ちはあります。

 

絵本、大好き!!!

 

『わがまま』と『いじわる』

以前、勤めていた保育園でのことです。

 

0歳児クラスを担任していた保育士さんと、看護師さんが子ども達に対してとても厳しい保育をしていました。

 

ふたりの口癖は

『わがまま言わないの!』

『いじわるしないの!』

 

わがままを言っているように見える行動は、子どもにとっては自己表現、自己主張です。

いじわるをしているように見える行動にも、子どもなりの理由があります。

 

特に、幼児組の子どもの『いじわる』に見える行動には、その子が心に抱えている原因があるのです。心に抱えている何かが行動になって表れているのです。

 

保育士のみなさん。

どうか『わがまま』『いじわる』なんて簡単な言葉で、子どもの行動を解釈しないでください。レッテルを貼らないでください。

 

わがままや、いじわるをしているつもりのない子ども達に、レッテル言葉を言い続けたら、本当に『わがまま』『いじわる』な子に育ってしまいますよ。

 

なぜ、子どもがそのような行動をするのか、よく観察して、気持ちに寄り添って保育をしてください。そして、児童心理についてよく学んでください。

 

『わがまま』『いじわる』このふたつの言葉は、子どもの前では言わないでください。意識してでも使わないでください。

 

私からのお願いでした☆