caoco’s blog ☆保育士のブログ☆

保育士として働いていての体験談や感じていることをメインに書いています。

自分を大切にする。

友達との関わり合いの中で、なんだかモヤモヤする…ってことありませんか?

以前、私はありました。

 

例えば

・自分が困っている時や話したい時にはLINEで頻繁に連絡してくるのに、私が連絡した時には素っ気ない。

・会う約束をドタキャン。理由によっては仕方のないことだけど、ドタキャンの伝え方が雑で軽々しい。

・自分の思い通りに私を動かしたくて支配しようとする。

・既読スルーが多く、スムーズにコミュニケーションが取れない。

 

会ってる時は楽しくても、あれ?なんか不快だぞ。信頼できないな。と思わせる失礼な態度。

今までの私だったら、感じないフリをしてやり過ごしていましたが、自分を大切にしたいと思うようになった今は、そういう態度をとる友達とは距離を置くようになりました。

 

 

何度も繰り返される時には『そのような扱いは嫌だ。今後、そのような扱いはさせない。』と毅然とした態度や、時には言葉で伝えるようにしています。

 

完璧な人はいないから、時々やらかしてしまうことだってある。状況的にそうなってしまうこともある。だから1回目はスルー、2回目はイエローカード、3回目アウトといった感じでしょうか。

 

でもね、人を雑に扱わない友達はやらかさないって事にも気付きました。1回目がない。きっと誰に対しても誠実なのでしょう。信頼しています。

私も人に対して誠実でありたい。

 

そして、自分を大切にするようになって、誰が自分を大切にしてくれていて、誰が雑な扱いをするのかが見えてくるようになりました。

 

もう、お人好しにはならない!

都合のいい人にはならない!

 

 

自分を大切にする。

自分を大切ににしてくれる人を大切にする。

 

 

こんなにシンプルなことだけど、とても肝心なことに気付いた今、モヤモヤはほとんどなく居心地の良い人間関係に囲まれています。

 

あなたの友達、家族、恋人、職場の人、あなたが関わっている人は、あなたを大切にしてくれてますか?

 

自分を大切にして生きていきましょうね!

 

保育士の膝の上に座って絵本を見る子

1歳くらいの子が本棚から絵本を取って、そのまま吸い込まれるように、私の膝の上に座る瞬間がたまらなく好きです。

 

座っている私のところに本を持って近づいてきて、あと数歩のところで後ろ向きになり、私の膝の上に。。

 

かわいい!!!!!

いつも私は心で叫んでいます。

 

子どもを抱っこしてはいけないみたいは変なルールがある保育園が存在するようです。

 

私は、子どもが望んでいるのなら、たくさん抱っこしていいと思っています。「いいと思う」ではなく、抱っこしたい!

 

保育士にとっては『たくさんの子ども達』ですが、子ども達にとって(特に乳児組の子ども達は)保育園での保育士の存在は『お母さんの代わりになる数少ない大人』と思うのです。

 

お母さんがいない保育園という場所で、自分を守ってくれる存在は保育士なのです。

お母さんの代わりにめいっぱい関わりたいじゃないですか!

 

とは言っても…

子どもと保育士が一対一で関わる時間なんてない!

子どもと保育士が一対一で関わってる時、ほかの子はどうするの?危険だ!

などなど。賛否両論ありそうですね。

 

認可保育園の保育士配置基準は

0歳児3人に対して保育士1人

1歳児6人に対して保育士1人

2歳児6人に対して保育士1人

 

この配置基準で考えると、一対一で関わることは難しいことです。(あえて、きっぱり言います!)

でも一対一の関わりを大事にしたい。

 

 

子どもが保育士の膝の上に座って絵本を読む。

 

なかなかできないことかもしれないですが、たまに、このチャンスが訪れます。

 

朝の時間、遅番の時間、風邪が流行り欠席の子が多い時期…などなど。

 

そのチャンスを見逃さず大切にしてほしいのです。

 

本音を言うと保育士配置基準が改善となり、常に『子どもが保育士の膝の上に座って絵本を見る』環境が当たり前になってほしい。

でも今それができない環境だからと言って、やらないという選択はしたくないのです。

 

子ども達一人ひとりを大切にする保育がしたい。

 

集団を動かす技術を身につけることは多少は必要かもしれないですが、私は子ども達一人ひとりの気持ちに寄り添ったり汲み取れる力を身につけたい。

 

クラス運営は常に集団での保育をどうしていくか考えなくてはいけませんが、個々の関わりについても考えていきたいですね。

 

絵本が好きで一人ひとりとじっくり関わりたい私には、子どもが私の膝の上で絵本を読む時間は至福の時間です。

子ども達も同じ気持ちでいてくれていたら、嬉しいな。

管理されている保育士さんたち。

保育士のみなさん、元気に心豊かに過ごしていますか?

 

今回は、以前務めていた保育園のルールについて書きます!名付けて『服装ルール』

 

※決められたエプロン・上下の服が支給されている保育園は、このブログのテーマである服装ルールには該当しません。

 

 

【B園の服装ルール】

・胸元の開いた服やTシャツ、トレーナーは禁止

・襟のついた服を着ること(ポロシャツ・襟付きシャツなど。第1ボタンのみ開けてよい)

・遠足に行く際、視界が遮られるため、帽子の着用は禁止

・内履きは白いキャロット上履きのみ

・子どものお手本になるよう夏は半袖の服を着ること

 

バカげたルールと思いませんか?

入職する前に服装ルールの説明を受けた時、呆然としてしまいました。

 

服装を管理される保育士って…。 

私、大人だよ?情けない。

 

学校の校則ではあるまいし…。

保育士を信じてないのかな…。

やり方が幼い…。

 

胸元が開いた服はかがんだ時に胸が見えてしまうことがあるということですが、首元の狭いTシャツだったら胸が見えてしまうことはあしません。

 

夏の襟付き服は暑い。首への直射日光は避けられますが、暑いです。苦しいです。

 

5月でも晴れた日は日差しが強いです。帽子なしの炎天下の遠足は過酷でした。日焼けし放題です。

 

職員全員が白いキャロット上履きを履いているため、自分の上履きがどれか分からなくなるので、みなさん上履きに大きく名前を書いていました。

なんだろう…。この情けなさは。。

 

日焼け防止のため、外に出る時にはアームカバーを着けたり、UVカットの加工がされている上着を着たかったのですが、それもNGでした。

 

子どもにお手本を見せるのなら、いろんな服装の先生がいるってことを伝えたいし、子どもが『先生はなんで夏なのに長袖着てるの?』と質問してきたら、自分の日焼け対策についてしっかりと伝えたい。

みんな一緒じゃない。みんな同じじゃなくていいんだよって伝えるチャンスでもあると思うのです。

 

服装なんかよりも、服装以外でも、もっとお手本になることはいっぱいある!

服装よりも身だしなみでお手本になりたい!

 

保育士を服装で管理しないで!!!

 

 

この服装ルールで感じたことは、保育士をひとりの人間、社会人として尊重していないということです。

 

風紀を正して保つため、職員の統一を図るためのルールだと思うのですが、ただ自由を与えず抑制して職員をコントロールしているだけなのです。

 

『自由はやりたい放題ではなく、責任を伴う』という言葉があるように、服装も自分で決めて自分で責任をとればいいのです。

 

『責任』と言うとちょっと重たい言葉になってしまいますが、保育園で働く時、どのような服装がいいか自分で考えて選び、なにか不都合があればまた考えて選び直すということが、ここで私が表現したい『責任』です。

 

管理者(園長や主任)は、あまりにも目に余る服装をしている時や身だしなみが著しく乱れている時だけ声を掛ければいいのです。

 

声の掛け方も頭ごなしにダメと言うのではなく、見たままの事実を伝えるのです。

(胸が見えてますよ。サンダルは災害時の避難する時に動けないですよ。など。)

 

管理者はもっと、職員である保育士さん達を信じてほしい。信じて見守ってほしい。

 

ここでは服装ルールを書きましたが、全国の保育園には変なルールはたくさん存在すると思います。

 

そんな変なルールが今後、改善されますように。なくなりますように。切に願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の転職エピソード 保育園から保育園へ

私は転職を3回しています。

転職はしていますが、職種は変わらず3回とも保育士です。

(現在も保育士歴更新中)

 

その中で、保育園から保育園に転職した時のエピソードをご紹介します。

転職を考えている保育士さんへ、1例として参考にしてもらえたらと思っています。

 

 【A園】

はじめての転職。

ハローワークで求人を見て、給与・福利厚生がしっかりしている等の確認をし、休日に若干の不安がありましたが、ここならいいかなと思い、試験を受けました。

 

社会福祉法人で家族経営(理事長:おじいちゃん・園長:お父さん・副園長:お母さん)、保育園を運営して3年目の保育園でした。

家族経営ということは、就職して働きはじめてから分かったことです。

仕事をしながらの転職活動だったので、保育園の中の様子を見ることなく、2月上旬の日曜日に試験(筆記試験・面接)を受けに行き、採用されて4月に入職しました。

 

園長先生・副園長先生は「経験のある方が入職してくれて嬉しい。」と、私の入職をとても喜んでくれて、受け入れてくれました。

でも!しかしです!

 

ここの保育園を牛耳っていたのは園長先生でも副園長先生でもなく・・・

『主任』だったのです!!

 

主任とは、入職1日目の4月1日が初対面でした。第一印象は怖そうな人。

朝、全職員にあいさつをして、同じクラスの担任になった先生と一緒に午前中保育をし、お昼寝時間になった時です。

主任が「明日、オリエンテーションをします。」と私に声を掛けてきたのです。

 

翌日のお昼寝時間中、誰もいない部屋に呼び出されました。

そこで主任が私に言った内容は

 

「この保育園は3年目になりました。新人で入職した子達も3年目になります。」

「あなたはその子達よりも下と思ってください。」

「この園では1年目の一番下と思って働いてください。」

 

主任からこのようなことを言われて、直感的に「私の経験」は主任にとっては疎ましいのだろう・・と感じました。

 

私はこの園で天下を取りたいわけでもなく、経験をひけらかして威張るようなことをしたいわけでもなく、そのような態度をとったわけでもない。(オリエンテーションについて声を掛けられたのは入職1日目です。)

ただ主任は私の存在に危機感を感じて、先手を打って予防線を張ったのだと思いました。

 

保育園の仕事はチームワークと思っています。

先輩後輩の関係があったとしても、それは上下ではなく、それぞれの役割を果たし連携を取りながら子ども達の保育をする。新人の役割、中堅の役割、ベテランの役割、主任や園長の役割。

 

それぞれの経験や価値観、得意不得意を出し合い補いながらやっていくものだと思っていたので、主任の言葉はとても残念でした。

そして、この主任の下で働くのか・・と不安になったのです。

 

不安は的中でした。

主任は支配的で絶対的な権限を持っていたのです。

それに反して保育士さん達はとても親切で子ども達に優しくよい先生が多くいました。若い先生も頑張っていたのですが、主任は若い先生の保育に対してもダメ出しをすることが多く、出る杭は打たれるどころか、育とうとしている芽にコンクリートを流し込むようなやり方で、若い先生達を抑えつけていました。

 

親切な先生達が多かったことが私の救いでした。

そして、波風を立てないように静かに働いて2年が経ち、この園から離れようと決意したのです。

 

退職の日、主任は私に涙を流しながらこう言いました。

「こんな主任でごめんなさい。」

 

この年の退職者は5人。5人で一緒に退職しようと行動したわけではありません。それぞれが決めたことです。

私も退職者なのに「○○先生も退職するんだ~。え?△△先生も?!」と驚いたことを今でも覚えています。

 

多くの保育士が退職することになり、主任も感じることがあったのでしょう。

主任は保育士さん達を支配することでしか、自分の存在を保てなかったのだと思うのです。主任としてどのように振る舞ったらいいのか分からなかったのかもしれません。

 

このことをきっかけに、主任もさまざまなことを学び、今は職員の方々と信頼関係を築きながら働いていることを願っています。

 

話がそれましたが・・この転職での反省点は。

『保育をしている現場を見なかったこと。』

 

保育現場に足を運び、保育士さんがどのように子ども達に接して、どのような保育をしているのか、しっかり見ることです。そして、その時、主任は何をしているのか。できれば一日見学できたらいいと思います。

 

私はそれを省いてしまった。

 

現場を見て、誰が現場を牛耳っているのか、その人の人柄や保育観はどうなのか。

見抜けないことが多いかもしれませんが、見ないより見たほうがいいです!

 

☆余談☆

・休日年間125日くらいあった職場から、休日年間116日の職場への転職でした。

年間で9日間くらい休みが少なくなっても大丈夫!って思っていましたが、しっかりと休みが取れる職場から、休みが少ない職場への転職は、モチベーションが下がってしまいます。

・入職を考えている保育園の見学の際、保育室で使われているおもちゃの人形を見ましょう。人形がどのように扱われているかで、そこの保育園の保育が見えてきます。人形がごちゃごちゃのおもちゃ箱に雑に片付けられていませんか?人のように人形を扱っている保育園は、保育が丁寧に行われている可能性があります。

・転職時、経験年数があると主任やベテラン保育士に脅威と思われて睨まれたり、お手並み拝見的な目で見られたりすることがあります。

 

 転職を考えている保育士さんの新しい環境が素晴らしい場所でありますように!

 

☆おまけのぼやき☆

敵も味方も、上も下も、潰す潰されるも、ないのにな~。

おだやかに、おおからに働きたいな~。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空を見上げてみて!

今日の午前中。

空を見上げたら、太陽のまわりに光の輪。

光の輪が消えないうちに!と、急いで写真を撮りました。

ハロ(日暈)という自然現象です。

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毎日、空を見上げていると

時々、きれいな景色に出会います。

 

いつも、空を見上げよう。草花を愛でよう。

 

がんばらなくていい。

頑張っている保育士さんへ。

 

がんばらなくていい。

やるべきことをやる。それだけ。

 

でもね、やるべきことはやるんだよ。

自分なりにやる。やってみる。

出来栄えや評価は気にしなくていい。

今、持っている自分の力を出すだけ。

それだけ。

がんばらなくていいの。

 

今の自分の力。「以下」でも「以上」でもない。

気を抜いてたら以下になるし、無理をしたら以上になる。

以下になったら成長しないし、以上のことをしたら苦しくなるよ。

 

今、やるべきことに集中してね。

 

やるべきことをやっていると、認めてくれたり、手伝ってくれたり、見守ってくれたり、任せてくれたり、時には注意してくれたり、アドバイスをしてくれたりということが起こります。

その全てを受け止め、素直に受け入れ、学び、自分のものにして、また、今やるべきことをやる。

 

その繰り返し。

 

受け入れてはいけないことも教えておきます。

自分に対して、感情的に怒る人がいる

やるべきことが膨大で、健康に害が出てしまいそうな業務量

 

精神的に追い詰められたり、健康な状態で仕事ができない業務量がある時は、信頼できる人に相談したり、助けを求めたり、最終手段として逃げてもいいとまで思います。

 

自分を大事にしながら、自分を守りながら、今、やるべきことをやる。

難しいことではないよ。

 

そうしているうちに

「今、やるべきこと」とは=イコール

「楽しいこと」「もっとやりたいこと」「アイデアがどんどん浮かんでくること」

になっていくのです。

 

そして、いつの間にか自分自身は成長し、持っている力はどんどん大きくなっていくのです。

 

がんばらなくていい!

 

 

 

 

心がカサカサする。

日本中、世界中が大変な状況の中、

保育士のみなさんはいかがおすごしでしょうか。

 

保育現場の置かれている現状も厳しいのではないでしょうか。

 

保育士も感染リスクがある。

保育園で過ごす子ども達も感染リスクがある。

保育園に登園した子ども達はどのように過ごしたらいいのか。

職員は交代で出勤し、偏りなく勤務日数やシフトの調整をしなくてはならない。

パート保育士さんや非常勤保育士さんは出勤する日数が少なくなる場合があり、収入や雇用が心配。

いつ通常保育に戻るか分からないまま、今後の保育や行事のことを考えなくてはいけない。

 

などなど。

それぞれの保育園で抱えている問題はさまざまと思います。

保育士さんのそれぞれ置かれている立場も違うから、個人的に悩ましく思うこともあるでしょう。

 

先の見えない状況が続き不安になったり、いつもよりたくさん自分の時間を持つことができてゆっくりしたり、そうしているうちに、このままで大丈夫なのかな?とまた不安になったり・・。

テレビを見れば、悲しいニュースや不安を煽るニュースばかり。SNSは怒りの内容や憶測、個々の強い意見を目にすることが多く。。

いろいろなことが重なって、毎日、感情の浮き沈みがあってもおかしくありません。

 

心がカサカサする。。。

 

最近、私もそう思うことが増えてきましたが、外に出れば花はきれいに咲き誇り、空を見上げれば吸い込まれそうなほどの青空、心が落ち着く星空や月。

私たちがどんな状況にいても、季節は巡り、自然はしっかりと営んでいます。


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今は遠出はできません。季節の景色が楽しめる観光名所にも行けません。

でも、近所を散歩していても自然がとてもきれいなことに気付かされました。

 

身近にもたくさんの花々が咲いている!

こんなにじっくり丁寧に、身近にある花や空を見たのは初めてかもしれない!

小さな花や変わった形の雲の名前を覚えた!

 

ささやかな楽しみは、とても近いところにたくさんあるものなのですね。


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今は「頑張りましょう。」は、言いたくない。

「今は我慢。辛抱。」も言いたくない。

もうすでに、あなたも私も頑張っているし、我慢している。

頑張る・我慢・・・聞き飽きちゃった!

やらなくてはいけないことはしっかりやるけど、それを言葉で表現すると苦しくなっちゃうな~なんて思ったりしています。

 

今、私が言いたいこと。それは…

 

このブログを読んで下さっているあなたが、

どうか、心穏やかで平穏な時間を過ごせますように。

 

必ず終わりは来ます。

その日まで、粛々と誇り高く、生きましょう。


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