保育士さん。今、幸せですか?
保育士のみなさん。
今、幸せですか。
どうか自己犠牲はやめてください。
自分の心と体を守ってください。
自分が幸せでないと、周りの人を幸せにすることはできないのです。
まずは自分の幸せを最優先にしてください。
保育士のみなさんの幸せを願っています。
保育士って。
保育士になってよかったのか。
保育士の仕事をしてなかったら、今頃、何をして、どのように生きていたのか。
保育士を続けたら、保育士として生きていく答えが見つかるのだろうか。
保育士になってよかった、保育士は私にとって天職だと思える日が来るのか。
保育士って…。
日々、悶々といろいろなことを考えながら、保育士として働いています。
これでいいんだ!って思える確信的なものがほしい。
そのために、もっと学んで知識を身につけたい。
学ぶということには終わりはない。
経歴が長い保育士だって学びは必要。経験があるからって安泰ではない。経験があるからと胡坐をかいてはいけない。
そんなことを考えていてます。
保育士の転職
保育園で働いている保育士のみなさん。
転職を考えたことはありますか?
今、転職しようかどうしようか悩んでいませんか?
私は3回転職をしています。
経歴は保育園15年、療育センター5年、保育園(同じ法人内での異動あり)5年、そして、今は医療に携わりながら保育士をしています。
転職をしてよかったのか…。
結論から言うと「転職してよかった」と思っています。
【転職して大変だったこと、感じたこと。】
・働いてみないと、転職先の職場の環境がいいかどうかは分からない。
・次に勤める職場が良い環境とは限らない。
・転職にはアタリハズレがある。
・収入が安定するまで時間がかかる。
・有給休暇は0からになる。
・今まで融通が効いていたことが、効かなくなる。
・一から人間関係を築かなくてはならない。
・長年勤めた保育園の考え方がベースにあるため、他の職場の考え方やルールに合わせるのが大変。異国にいるのでは?と思うほどの考え方の違いに困惑する。
・とはいえ、「前の職場では…」って話は嫌がられる。
・最初のうちは自分の考えは出さずに、まわりに合わせて、みなさんに自分を分かってもらい、信頼してもらわないと仕事が円滑にまわらない。
・経験のある新参者として「お手並み拝見」的な目で見られる。(特にベテラン保育士さんから目をつけられる。)
・保育士の経験年数が長いというプライドは持たず、謙虚な気持ちで、若手保育士さんからベテラン保育士さん、主任、園長と関わらないと人間関係でこじれ、円滑に仕事ができない。
・療育センターで働くことや障害を持つ子ども達と関わることは初めてだったか、保育士歴が長いということで、クラスリーダーなど責任の重いポストに就くことになり、仕事量も多く精神的重圧に苦しまされる。
・私が理想としている保育園はない。(全国、探せば理想の保育園に出会えるかな。国が保育についての考え方を変えないと出会えないかな。)
転職して、このような様々な気付きがありました。
たくさん苦しんだし、たくさん泣きました。
「私はどこに向かっているんだろう…。どうしたらいいんだろう…。」迷路に迷い込んだかのような日々の時もありました。
【転職してよかったと思うこと】
・たくさんのことを学ぶことができた。
・辛いことも、苦しいことも全てが良い経験であり、学びになっていることを実感している。
・学びは保育士としての糧になっている。
・我ながら、保育士として、そして人として成長していると思っている。
・新たな挑戦、新たにやりたいと思ったことが、できている。
・視野が広がった。
経験と知識は財産です。
何かを失ったとしても、この経験や知識は誰にも奪われない。なくならない。
長年同じ職場で働いていると、毎日同じ人間関係の中で同じことを繰り返すことになります。自分を律して常に謙虚に保育士として学ぼうという気持ちでいないと視野が狭くなり、自分の保育観はガチガチに固まり、でもプライドはどんどん高くなり、そして、成長がストップしてしまうこともあると思います。
転職してなかったら…。私はそんな自己流保育観ガチガチ、保育士としてのプライド高々な保育士になってたのではないかと思うのです。
まさに「井の中の蛙」状態です。
もちろん。勤続年数が長くても、素敵な保育士さんはいますし、私が憧れて尊敬する保育士さんで勤続年数28年という方もいます。
転職するかしないか。
してもしなくてもあなたの人生。
転職がうまくいかなかったら自分の居場所を探し続ければいいし、納得いくまで今の職場で頑張ってもいい。
自分の中の「○○でなくてはいけない」という考えを捨てて、結論を出してほしい。
結論がゴールではないこともお忘れなく!
前に進んでもいいし、立ち止まってもいい。
左右に寄り道してもいいし、ちょっと後ろを向いたっていい。
転職するかしないかで迷っている全ての保育士さんを応援しています!
絵本・読書について考えてみた。
私は絵本は好きですが、読書が苦手です。
本を読みはじめると眠くなってしまうのです。
毎日を楽しく過ごしていますが、本好きだったら更に毎日を楽しく過ごせるのではないかと思っていますし、読書好きな人に憧れています。
子どもの頃、絵本を読んでもらった記憶がありません。母からも保育園の先生からも読んでもらった記憶がないのです。
きっと読んでもらっていたとは思います。子どもの頃の私には「絵本」はよく分からない世界で、興味のないことだったのではないかと思うのです。
子どもの頃の私は
絵本の楽しさ、面白さが分からなかった。
保育士になるために本格に勉強をするようになってから、たくさんの絵本を読むようになり、どんどん絵本の世界に引き込まれ、絵本の楽しさ、面白さ、素晴らしさが分かるようになりました。
子どもの頃から絵本が好きだったら…
子どもの頃から絵本を読む習慣が身についていたら、成長するとともに読む本の内容や種類が変わっても、「本が好き。読書が好き。」になっていたな…と、思うのです。
子どもにとっての絵本は
心を育てます。
想像力を育てます。
聞く力、理解力を育てます。
語彙力を育てます。
そして、なにより、絵本は子どもと大人のコミュニケーションアイテムになります。
毎日忙しくて子どもと遊んであげられない、下の子が生まれてから上の子とじっくり関わってあげられていない…と悩むお母さん達には、「寝る前に1冊、なんでもいいから絵本を読んであげてください。10分、5分でもいいからお母さんとお子さんふたりになれる時間を作ってみてください。」とアドバイスをしています。
寝る前に絵本を読むことで、読み聞かせの声が子守り唄のような効果を発揮して、寝てしまうお子さんもいます。心地よいのでしょうね。
話が逸れてしまいましたが…
子どもにとって絵本はいいことしかありません!
そして、子どもの頃に身についた読書の習慣は大人になってからも継続し、人生に彩りを添えると、私は思っています!
私も子どもの頃から本に慣れ親しんでたらな〜。
なんて言ってる場合ではありません!簡単な本から読んで、今から読書家になるぞ!
↑追伸
東京・神保町のブックハウスカフェ。絵本専門店です。ワクワクします♪
図書館もワクワクします。読書は苦手でも、本に囲まれた場所はワクワクします!
みんなのレオ・レオーニ展
みんなのレオレオーニ展に行ってきました。
私は絵本が好きです。
電車の中づり広告でレオレオーニ展を知り、広告を見た瞬間、「行きたい!観たい!」となり、すぐにスマホで詳細を検索し、いつ行けるかの確認。
よし!行ける!行く!!
なぜ「行きたい!」と思ったかというと、有名な作品「スイミー」「フレデリック」の原画が見たい、ただそれだけの理由でした。
場所は新宿。高層ビル(損保ジャパン日本興亜本社ビル)42階にあります。
エレベーターを降りてすぐに見えてきたのは、写真撮影OKのパネルです。かわいい!
展示されている作品に優しさを感じました。
作品ひとつひとつが優しい雰囲気。
展示されている絵を見ながら作品となった絵本も読むことができ、改めて読み返したり、はじめて読む絵本があったりと、発見の連続!
絵本作家「レオ・レオーニ」の絵本に込められたメッセージも知ることができました。
絵本作家さんの才能溢れた作品、メッセージを持った作品を、大人が子どもに伝えていく。
その役割を果たすのが保育士の仕事ではないでしょうか。
あー。子どもたちに絵本の読み聞かせがしたい!
「スイミー」「フレデリック」の原画が見たい!そんな単純な理由で見に行きましたが、保育士として感じるものがいっぱいあり、実りある時間になりました。
保育園で絵本はどのように扱われているでしょうか?
保育園で絵本を購入する時、どのように選んでいますか?
感性の塊のような子どもたちが、たくさんの素晴らしい絵本に出会えるよう願っています!
※2019年9月29日(日)まで開催しています。
クラス運
私はクラス運が良いです。
「 クラス運 」
私が勝手に作った言葉です。
学生の頃からクラスには恵まれていました。
いじめにあった、いじめをした、女の子グループ特有のゲーム感覚の無視、活気のないクラスの雰囲気…とは全く無縁の学生時代でした。
学校が楽しくて楽しくて仕方がなかった。勉強をするというよりも友達に会いに行く感覚で学校に行っていました。いつもいっぱい笑って過ごしていました。
その「クラス運」は保育園に就職してからも続きました。
私が担任するクラスの雰囲気はとてもいいのです!
クラスの雰囲気は1年掛けて作っていくものですが、1年のスタートから良い雰囲気なのです。
クラスの雰囲気をよくする要は保護者の方と思っています。私が出会った保護者の方々は、優しい方ばかりでした。
新米保育士の頃、年上の保護者の方々ばかりでしたが、みなさん「新米」ではなく「保育士」として私を受け入れてくれていました。
あの頃は毎日が必死で気付いていませんでしたが、今は分かります。
私は保護者の方々にも支えられていた。
保護者の方々に支えられ、職員のみなさんに見守られ、伸び伸びと保育ができる環境は、ますますクラス運アップに繋がりました。
クラス運がよかったから保育士を続けられていると言っても過言ではありません。
今、クラスのことで悩んでいる保育士さんたち。
どうか、笑顔いっぱいで保育ができる日が訪れますように。
運に任せてはいけないけど、保育士として成長したいと思いながら頑張っていれば、めぐり会えると信じています!
PS:
頑張りすぎないでね。
頑張りすぎて自分を追い込まないでね。
保育園のパートの先生
保育園で保育士をしていた頃、パートの保育士さんにはとても恵まれていました。
パートの保育士さんにどれだけ助けられたことか。
パート保育士さんは主婦の方が多いです。
私が出会ってきたパート保育士さんのほとんどが主婦の方でした。
子育てや家事をこなしながら働いているパート保育士のみなさん。
正規職員よりも働く時間が短かったり、仕事の責任や負担が若干少ないからか、気持ちに余裕があり、一歩引いた目で正規職員をみてくれている方が多く感じます。
パート保育士さんには雑務をお願いしがちですが、気持ちよく引き受けてくれたり、率先して仕事をしてくれます。全体をよく見ているから、的確に機敏に動いてくれるのだと思います。
私が主任になった1年目、パート保育士さん達の存在のありがたさが身に染みました。
正規職員が嫌な顔をする業務を進んで引き受けてくれるパート保育士さん。
(子どもが)ウンチでた、片付けが終わってない、保護色のお迎えが遅れる…等、どんな状況でも定時であがろうとする正規職員に代わって、ご本人も終業の時間にも関わらず「やりますよ!」と言ってくれるパート保育士さん。
休暇希望や早番、遅番の調整がどうしても整わない時、「いつでも声を掛けてくださいね!」と言ってくれるパート保育士さん。
中立的な立場で、冷静に穏やかに正規の新人さん、中堅さん、ベテランさん、主任、園長と関わり、雰囲気を和やかにしてくれるパート保育士さん。
パート保育士さんは負担が多くならないように、超過勤務や日数を増やしての勤務をお願いすることはほとんどありませんでしたが、気持ちがとても嬉しかったです。
最悪の事態が起きた時、パート保育士さん達の力も借りよう。。そう思える心強い存在でした。(最悪の事態が起こることはありませんでしたが。)
とにもかくにも…。パート保育士さんには、良い印象しかありません!!!
正規職員の保育士のみなさんへ。
パート保育士さんは保育園の縁の下の力持ちな存在ということを、パート保育士さん達にどれだけ支えられているかということを、今一度、見直していただけたらと思います。
パート保育士さんへ。
心から感謝します。ありがとうございます。
これからも、正規職員、パート職員、新人、中堅、ベテラン、様々な雇用形態で働いている方々が、団結を組んで和気あいあいと、子ども達のために良い保育をしてほしいと思っています。