保育園のパートの先生
保育園で保育士をしていた頃、パートの保育士さんにはとても恵まれていました。
パートの保育士さんにどれだけ助けられたことか。
パート保育士さんは主婦の方が多いです。
私が出会ってきたパート保育士さんのほとんどが主婦の方でした。
子育てや家事をこなしながら働いているパート保育士のみなさん。
正規職員よりも働く時間が短かったり、仕事の責任や負担が若干少ないからか、気持ちに余裕があり、一歩引いた目で正規職員をみてくれている方が多く感じます。
パート保育士さんには雑務をお願いしがちですが、気持ちよく引き受けてくれたり、率先して仕事をしてくれます。全体をよく見ているから、的確に機敏に動いてくれるのだと思います。
私が主任になった1年目、パート保育士さん達の存在のありがたさが身に染みました。
正規職員が嫌な顔をする業務を進んで引き受けてくれるパート保育士さん。
(子どもが)ウンチでた、片付けが終わってない、保護色のお迎えが遅れる…等、どんな状況でも定時であがろうとする正規職員に代わって、ご本人も終業の時間にも関わらず「やりますよ!」と言ってくれるパート保育士さん。
休暇希望や早番、遅番の調整がどうしても整わない時、「いつでも声を掛けてくださいね!」と言ってくれるパート保育士さん。
中立的な立場で、冷静に穏やかに正規の新人さん、中堅さん、ベテランさん、主任、園長と関わり、雰囲気を和やかにしてくれるパート保育士さん。
パート保育士さんは負担が多くならないように、超過勤務や日数を増やしての勤務をお願いすることはほとんどありませんでしたが、気持ちがとても嬉しかったです。
最悪の事態が起きた時、パート保育士さん達の力も借りよう。。そう思える心強い存在でした。(最悪の事態が起こることはありませんでしたが。)
とにもかくにも…。パート保育士さんには、良い印象しかありません!!!
正規職員の保育士のみなさんへ。
パート保育士さんは保育園の縁の下の力持ちな存在ということを、パート保育士さん達にどれだけ支えられているかということを、今一度、見直していただけたらと思います。
パート保育士さんへ。
心から感謝します。ありがとうございます。
これからも、正規職員、パート職員、新人、中堅、ベテラン、様々な雇用形態で働いている方々が、団結を組んで和気あいあいと、子ども達のために良い保育をしてほしいと思っています。